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江戸時代の街道を整備した心地よい散歩コース

地蔵池(地蔵池公園)

 南部小学校の南にある地蔵池は、天保(1830~1843)年間に編集された「西讃府志」に「生野村と大麻村にまたがっており、周囲は八町で潅漑田は二十三町五反である」と記されています。堤防の南東端には池の名前の由来になったと推測される2体の地蔵があります。1つは右足を左足の膝に乗せ、左足をたれた珍しい姿です。「寛政十年」と「文化八年」と記されているので、1798年と1811年に建立されたことがわかります。当時、この池の土手は多度津とこんぴらさんを結ぶ金毘羅参詣道(多度津道)で、道標や灯籠などが今も多く残されています。四国巡礼や金毘羅参りが盛んになった江戸時代後期は大変にぎわい、明治時代以降は人力車や荷車も多くなったことから堤防が傷みました。そこで潅漑用水の不足を補う意味でも堤防のかさ上げが行われたといわれています。
 大麻山や我拝師山が見える美しい池で、現在は地蔵池公園として整備されました。
 池の周囲は地元の方々によって手入れされており、花壇には季節の花が咲いています。池を周遊できる散歩コースも備えます。


上空から見た地蔵池

池の改修時に取り出して保存された「すっぽんユル」


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