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甲山

城跡やミニ西国33ヶ所のある小さな山

甲山

甲山(かぶとやま)は、筆ノ山の北にある小さな山で、善通寺詫間線が朝比奈運動公園市営野球場のところで大きく曲がる角に位置します。山の形が古代の兜に似ているので、甲山という名前がついたといわれています。
 甲山には、戦国時代、天霧山城主香川氏の武将として名をはせた朝比奈弥太郎氏の居城・甲山城がありました。頂上に残っている五角形の平地が城郭の中心といわれています。永禄元(1558)年、三好実休が香川氏を攻めた際、弥太郎は甲山南麓で戦い190人を討ち取りましたが戦死し、甲山を南に下りた平地に塚と石塔を築いて埋葬されました。そこは朝比奈塚と呼ばれていましたが、市営野球場の建設に伴い、現在は南側の不動院智光寺のあたりに墓は移されています。
 甲山寺からの登山道に入ると、江戸末期に庶民に広まった西国三十三所をまねた「ミニ西国33ヶ所」が置かれています。頂上には、明治時代に建立された神武天皇・孝明天皇と刻まれた石碑も鎮座します。
 甲山の西には春日神社があり、南東の麓からは弥生時代の土器や石器、銅鏡片などが出土しました。


古代の兜のように見える甲山