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讃岐平野と瀬戸内海を見渡す丘にある小さな庵

西行庵(水茎の岡・西行庵)

曼荼羅寺と出釈迦寺を結ぶ道の中ほどを、火上山(ひあげやま)にむかう小さな標識を目印にみかん畑を上っていくと、讃岐平野と瀬戸内海を一望できる道に出ます。この丘の中腹に西行庵はあります。

歌僧・西行法師が四国を訪れたのは仁安2年(1167年)、50歳の時でした。善通寺では玉泉院の久松庵とこの「水茎の岡」といわれる山里に庵をかまえました。当時住んでいた小さなお堂は朽ち果ててしまいましたが、その後3回再建され、最近では昭和63年(1988年)に地元有志が浄財を集めて再建、平成元年(1989年)の西行800年忌とともに落成式を行いました。

西行法師も踏みしめた小さな石の橋を渡ると竹藪の中に二間四方の小さな庵があります。そばには西行法師の歌が刻まれた歌碑と西行法師を偲(しの)ぶ中河与一作の歌碑がひっそりと建っています。


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