観る

人々に守られてきた、智証大師が産湯につかった泉

智証大師降誕浴灌井

 善通寺市の北東、春日団地の西側に、智証大師(円珍)が産湯につかったと伝えられる泉があります。「円珍産湯之井縁由(えんちんうぶゆのいえんゆ)」によると、弘法大師空海の妹にあたる母が円珍を身ごもった時に「大洋を航海中に朝日の昇るのを仰ぎ見て光り輝く太陽をその手にしたところ、太陽が口の中に飛び込んできた」という夢を見ました。才能にめぐまれた円珍は、のちに天台寺門宗の開祖となります。
 この泉は、庄屋の真光氏をはじめ代々の土地の人々に大切に守られてきました。明治5(1872)年まではここに仏名寺があり、円珍の像がまつられていましたが、現在、その像は木徳町にある玉泉院金林寺にまつられています。


ここに地図が表示されます