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与北の茶堂

こんぴら参りの人々でにぎわった街道の休憩所

与北の茶堂

 善通寺綾歌線と丸亀三好線との交差点を東に進み、最初の交差点を北に入ると、左手に黒住教与北集会場の建物があります。ここに与北の茶堂(よぎたのちゃどう)がありました。
 この場所は丸亀から金毘羅(こんぴら)街道のなかほどにあり、こんぴら参りが盛んだった江戸時代から、旅人が弁当を食べたり休んだり、世間話をしたりする休憩所でした。金毘羅参詣を記した書物や絵図にはその様子が紹介されています。
 敷地内には、馬に乗るための騎乗石や印瓦(こんぴらさんの印が入った瓦)、「丸亀入口迄是ヨリ七十五丁」と書かれた石の道しるべが残っており、文政11(1827)年に寄進されたという丸亀街道最大の金毘羅灯籠もあります。用水路の北の角にも金毘羅大権現への奉納灯籠と「七十丁」と彫った道しるべが立っています。
 善通寺には、丸亀街道のほかにこんぴらさんに魚などを運んだ「さかな街道」、多度津に上陸した人々がこんぴらさんに向かった多度津街道もあり、旅の人々でにぎわっていました。


大きな金毘羅灯篭。一度倒壊しましたが、地元の人々の手によって復元しました。