両界ねこ曼荼羅図


作家名 相原 美紀
画材 アクリル絵具、他
設置場所
香川県善通寺市弘田町1765-1
甲山寺
作家コメント 両界曼荼羅はたくさんの経典と共に空海によって唐から持ち帰られました。その時、ネズミから守るため船に乗せられた猫たちが日本の家猫の祖とも言われています。言わば猫は密教伝来の貢献者。その敬意を込め、なるべく忠実に諸仏を猫で表現しました。疫病の脅威に苦しむ日々はいまだ続いておりますが、曼荼羅の中の猫仏はあらゆる命と魂の救済を祈っておられます。この絵を前にされた皆さまの御心を少しでも慰めることができれば、また不幸な犬猫が少しでも救われますように、そんな思いを込めて制作に励みました。

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