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日本でもっとも南にあるオニバスが繁殖する池

稲木前池のオニバス


JR金蔵寺駅の南の道を西に進んで南に入ると稲木町の前池があります。
この池にはオニバスが繁殖しています。
昔、オニバスは珍しくはありませんでしたが、今はため池の水質汚濁が進み、アサザやヒシ類などとともに姿を消しつつあります。
現在オニバスの産地は全国で100ヶ所以上ありますが、この前池が日本でもっとも南の繁殖地です。

オニバスはスイレン科の浮葉植物で、体表に鋭いトゲを持つことからこの名前がついています。
夏に鶏頭状の花を咲かせ、種子の寿命が長く、発芽が数年間に渡るので、必ずしも毎年花を見ることができるとは限りません。
種子は食用にもされ、滋養、強壮、鎮痛剤としても効果がありますが、生存競争に弱く、年々減少の傾向にあります。
オニバスの花を楽しむ意味でも、常にきれいな池であるよう努力していきたいものです。



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